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中国観光業をさらに開放
   2007-02-26 15:59:02    cri
 今年、中国はWTO・世界貿易機関加盟の際の約束を予定より早く実現させます。具体的には外資系旅行会社に対する規制をさらに緩め、中国の観光業の対外開放を推し進め、海外の大手旅行会社の中国市場進出を促します。

 国家観光局によりますと、今年7月から中国は外資系旅行会社に対する規制をさらに緩めることが分かりました。当放送局の記者は国家観光局の担当者、満宏衛司長を取材しました。満司長の話です。

 「7月1日までには、WTO加盟時の約束より早くこれを実現させる。外資系の旅行社の登録会社は国内会社と同じ待遇を受けられる。このほか、外資系の旅行社は中国で事務所を設立できる。この二つがWTO加盟のときの約束であり、予定より半年早めに実現させる」

 これ以後、外資系企業の登録会社は国内の旅行会社と同じ待遇を受けられます。また最低資本金は現在の250万元から150万元に引き下げられます。これで海外の旅行会社の中国市場進出が以前より簡単になります。また、海外の旅行社が中国で事務所を設置することを許可することは中国政府が全ての都市を外資系旅行社に向けて開放し、国内の観光市場をさらに開放することを意味しています。

 中国がWTOに加盟して5年間、観光業は約束したほとんどを予定より早く実現させてきました。レストランとホテルの経営についても、外資系企業の進出制限はありません。世界トップテンのホテルのグループはすべて中国市場に進出しています。観光分野について、中国はWTO加盟時の約束を早めに実施し、海外の独資旅行社あるいは株式会社の設立を許可し、外資系旅行社設置の制限をなくしました。これまで、中国で設立された独資あるいは合弁の旅行社は25社あります。世界一の旅行会社であるアメリカン・エキスプレス社や、ヨーロッパ一の旅行会社であるTUI社などが中国に進出しています。

 国家観光局の責任者は「中国が再びWTO加盟時の約束を早めに実現して、外資系旅行会社に対する制限を緩めることは、世界の大手旅行社の中国市場進出を促し、中国の観光業のレベルアップを導く」と指摘しました。

 この新政策は中国で展開している外資系旅行社にとっていいことです。アメリカン・エキスプレス社は2003年から大陸市場への進出を開始しました。ロティ副総裁は(音響2)「我々はこの政策に恵まれるかもしれない。ビジネス旅行から一般のツアーまで、世界での主な大手旅行社は中国で営業を行っている。我が社のようにこれから中国市場に進出する企業はまだあると思う」と予測しています。

 去年、中国にやってきた観光客は8000万人います。中国は世界の観光4大目的地の一つで、アジア一の観光地となっています。(02/26 翻訳:殷絮)

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