中国国務院の曽培炎副首相は11日、「長江の三峡ダム工事により他の地区に移転した三峡移民の生活レベルを高めて、ダム地域の経済と社会が健全で、急速に発展できるよう努力していく必要がある」と強調しました。
これは、曽培炎副首相が湖北省の宜昌で行われた関連の会議で述べたもので、これら三峡移民の生産と生活条件を絶えず改善して、かれらの所得を増していくよう関連部門に引き続き努力していくよう求めました。
去年末までに、三峡ダムの建設で移転した住民の数は120万人に達し、これまでに、移転事業に対して全部で544億元が投入されたということです。(翻訳:王小燕)
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