南アフリカを訪問している中国の胡錦涛国家主席は6日、南アフリカの行政首都プレトリアで、ムベキ大統領と会談しました。

　胡錦涛主席は席上、「中国は、南アフリカの企業が中国に投資し創業することを歓迎する。また中国企業の南アフリカへの投資も奨励し支持する。同時に、双方が職業訓練や犯罪取締りなどの分野の協力を模索し、国連とその他の国際機構と地域機構における協力を強化し、多国主義と国際関係での民主化を促進し、発展途上国の共同の利益を擁護すべきだ」と述べました。

　これに対して、ムベキ大統領は、「経済上では、中国は南アフリカの最も重要な協力パートナーであり、政治的に中国と協商し協力することを、南アフリカは様々なチャレンジに対応する重要な手段とみなしている。中国とアフリカの協力はアフリカの復興を実現する上で重要な意義を持っている」と述べました。（翻訳：玉華）