このほど北京で開かれた国際世界環境変化研究大会によりますと、ある国際研究グループが、地球温暖化が鳥インフルエンザの感染とのかかわりを突き止めたということです。
現在、渡り鳥が鳥インフルエンザウィルスに感染する上で、その生活習慣と気候に深く関わりのあることが分かっています。この研究グループは、「地球温暖化は、鳥インフルエンザやこのほど西アフリカで発生したマールブルクウイルスなど各種の新しい病気に直接の影響がある。科学者たちは気候変化に伴う感染媒体の活動範囲についてモニタリングシステムを確立し、疫病の脅威を把握する必要がある」と指摘しました。
気象学者の予測によりますと、2100年までに世界の気温は更に2度上昇し、これにより、また新しい疫病が生まれてくる可能性があるということです。(翻訳:周莉)
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