アメリカと朝鮮が30日午後、中国駐在アメリカ大使館で朝鮮への金融制裁問題をめぐって協議しました。
アメリカのグレイザー財務次官補は、協議後の記者会見で、今回収めた成果の一つは、今後数日間行う協議のため、枠組みを作ることに合意したことだ、と強調した上で、朝鮮側の求めに応じ、31日に朝鮮大使館で引き続き話し合う、と明らかにしました。
朝鮮貿易銀行のオグァンチョル総裁が率いる朝鮮代表団は30日午前北京入りしたものです。グレイザー財務次官補は、去年12月に行われた第5回六カ国協議の第2段階会議の期間中、オグァンチョル総裁と二回話し合ったことがあります。
この日、中国外務省の姜瑜報道官は、「中国は米朝間の協議に参加しない。前の段階で行った有意義な会談を踏まえて、双方は、問題解決の糸口を探り出すことを期待する」と強調しました。(翻訳:朱丹陽)
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