日中交流研究所主催の「第二回日本人の中国語作文コンクール」の審査結果がこのほど発表され、学生の部では神奈川県鎌倉市の小学2年生・安部京さん(8歳)が最優秀賞に輝いた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
30日付の「光明日報」によると、今回のコンクールには35都道府県から228作品が寄せられた。安部さんは両親と共にした3年間の上海生活を題材に、簡潔かつ繊細な言葉と感動的な物語を書き上げ、審査員らの心を捉えた。
社会人の部の最優秀賞には、東京都の貿易会社で働く大庭樹子さんが選ばれた。作品は7歳の娘を連れて中国に留学する母親の苦悩、子どもの成長への喜び、中国の友人との友情などをつづったもの。
主催者側によると、今大会は第一回大会だった前回と比べて幅広い地域から参加者が集まり、中国在住者の参加が大きく増えたほか、米国や韓国の在住者もいたという。小学生もいれば大学院生もおり、主婦もいればリタイヤした教授もおり、趣味で中国語を勉強している人もいれば中国語関連の仕事をしている人もおりと、様々な背景の人がコンクールに参加した。(編集ID)
「人民網日本語版」
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