アメリカ国務省のマコーマック報道官は22日記者団に、「アメリカがポーランドとチェコにミサイル防衛基地を設置することはロシアを標的としたものではない」と述べました。
マコーマック報道官はこの中で、「アメリカがこの二つの国でミサイル防衛基地の設置を計画している理由は、同じレベルのミサイル技術を持ち、アメリカやその同盟国に脅威をもたらす恐れがある国を標的としたものである。アメリカはロシアとのミサイル防衛に関する協力では開放的姿勢で臨んでいる」と述べました。
アメリカ政府の高官もこの日、「アメリカはすでに、チェコとポーランドに対し、ミサイル防衛基地の設置について交渉を再開するよう求めた」と語りました。
一方、ロシアのポポフキン空軍司令官はこの日、「アメリカがヨーロッパにミサイル防衛基地を設置することは、ロシアに対するあからさまな脅威だ。これはロシア周辺の戦略的な安定と安全に影響を及ぼすと見ている」と述べました。(翻訳:玉華)
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