中国銀行業監督管理委員会は17日、修正後の『中国系商業銀行行政許可事項の実施方法』を発表しました。それによりますと、今後、銀行設立に当っては、海外からの投資者を加えるという条件は必要ではなくなるということです。
これまでの規定によりますと、新しい中国系商業銀行が開業する場合、海外から戦略投資者を誘致しなければなりませんでした。銀行業監督管理委員会の責任者によりますと、委員会は金融機関の株式改革を非常に重視し、ある時期、信用できる海外からの戦略投資者の誘致を奨励してきました。しかし現在、中国の銀行業の開放は絶えず拡大され、国内の投資者がますます増えたため、新設銀行の投資者を規定する必要がなくなったということです。
この責任者はまた、「中国は対外開放を絶えず拡大し、実力のある海外資本が中国の銀行業に投資することを歓迎している」と語りました。(01/18 翻訳:劉叡琳)
|