第29回北京オリンピック安全警備調達グループの責任者強衛氏は15日、「2007年は北京オリンピックの警備作業を準備するためのカギとなる一年になる」と語りました。今年は、すべての警備関連の施設と措置を整え、IOC・国際オリンピック委員会の26項目ものテストを受けなければならないからです。
強衛氏は「オリンピック大会は、世界で注目される大型国際スポーツイベントであり、かつて国際テロ組織の攻撃対象となったことがある。北京オリンピック大会の開催中、災いを未然に防ぎ、高度な警戒心を持たなければならない」と話し、さらに「国際社会による協力、とりわけ参加国と地区との交流と意思疎通が欠かせない。これまで各国と結んた良好な協力関係の下に一層連絡を深め、互いに情報を交換し、成果のある協力活動を展開して、平和なオリンピック大会を実現するため共に努力していくことを期待している」と語りました。(翻訳:姜平)
|