アラブ連盟とフランスは10日、それぞれ声明を発表し、このほど、アメリカがソマリア南部地区に空爆を行なったことに反対し、憂慮を示しました。
アラブ連盟事務局政治担当のビン・ヒラ副秘書長は、「アラブ連盟は、アメリカのこうした行動が適切なものではなく、国際法に違反したと認識している。アメリカは住民を死傷させる空爆を止めるべきだ」と述べた上、ソマリアの主権を尊重するよう各関係方面に呼びかけました。
また、フランス外務省の報道官は10日、「ソマリアでのアメリカの軍事行動は、地元の緊張した情勢をエスカレートさせた。フランスはこれに憂慮を示す」と述べました。
アメリカ国務省のトム・ケーシー報道官代理は10日、「アメリカがソマリアで軍事行動を取るのは、ソマリアにアルカイダの高級幹部がいるという情報を掌握したからだ」と述べました。(翻訳:董燕華)
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