ロシアの石油運輸会社トランスネフチのバインシュトク社長は10日夜、「ベラルーシはすでに、ロシアの石油に対して越境関税を課する措置を取り消した。従って、ロシアはまもなく、ヨーロッパへの石油供給を完全に回復できるだろう」とメディアに発表しました。
ロシアのプーチン大統領は10日、ベラルーシのルカシェンコ大統領と電話会談を行い、双方は「石油紛争」など問題の早期解決について協議し、関連の協定を結びました。
1月1日から、ロシアはベラルーシへ輸出する石油に対して輸出税を課することにしました。一方、ベラルーシは、ロシアがベラルーシを経由してヨーロッパへ輸送した石油に対して関税を課することにしたため、ロシアからEUの一部の国への石油輸送が止まったままでした(翻訳:王玉華)
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