中国国家税務総局が5日明らかにしたところによりますと、改正後の「個人所得税法」が去年1月1日から実施されて以来、個人所得税の納税者数は2000万人以上減り、中低所得者の納税の負担が軽くなりました。
税務総局の責任者は、「改正後の『個人所得税法』は個人の課税最低額を高めた。これは、個人所得税の徴収にある程度の影響を与えたが、中低所得者の負担を軽減した。社会の公平が一段と重んじられ、調和の取れた社会の建設にプラスとなる」と述べました。
統計によりますと、去年、中国の個人所得税の徴収額は2400億元あまりに達し、一昨年より17%増えました。国家税務総局の分析では、個人所得税の増加は主に、経済の急速な発展によって住民の収入が増加したためと税収管理の強化によるものです。(訳者:董燕華)
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