北京市は地下鉄、バス、タクシーなどの交通機関で同時に使えるプリペイド式交通ICカードの普及に力を入れています。今年の元日からは、ICカード利用の乗客に対し、正規の4割の料金でバスが利用できる特典が設けられました。統計では、2007年1月1日現在、北京の交通ICカードの販売量は全部で620万枚に達しており、平均すれば乗客の2人に1人がカードを所有していることになります。なお、北京では、全部で447本の路線バスにICカードリーダーが取り付けられており、その台数は全部で4985台に上っています。