タイの首都バンコクでは、1日早朝、いくつかの地点で爆発事件が起こり、それによる負傷者には数人の外国人観光客が含まれています。
タイの第三チャンネルテレビによりますと、バンコクの中心地にある世界貿易センターなどの三ヶ所では午前零時過ぎに。北部のチェンマイでは午前中にそれぞれ爆発事件が起こり、数人の外国人観光客が怪我をし、一人が重傷となっています。
31日大晦日の夜6時半ごろに、バンコクの数ヶ所の繁華街では少なくとも7件の爆発事件が起こり、3人が死亡し、20人余りが負傷者しました。その後、タイのスラユット首相は談話を発表し、集団活動をやめ、冷静に新年をすごすよう国民に呼びかけました。
ところで、タイ駐在中国大使館が、1日午前2時前までに、今回の爆発事件で中国の公民に死傷者は出ていないと明らかにしました。中国大使館は、関連情報を幅広く収集し、事態の成り行きを見守っています。
別の報道によりますと、去年のクーデターで職を追われたタクシン前首相の所属するタイラックタイ政党の副報道官は大晦日の夜に、われわれはこれらの爆発事件とは一切かかわりはないと強調しました。
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