27日午後、北京オリンピック賠償責任保険に関する記者会見と調印式が北京で行われました。北京市の副市長でもある北京オリンピック組織委員会の劉敬民副議長、中国保険監督管理委員会の周延礼副委員長が式典に出席しました。
劉敬民副議長は調印式で「最大限にリスクを防ぎ、損失を減らし、安全を保つことは、特色があり、ハイレベルなオリンピック大会の開催の基礎だ。また、このことは公約を守り、オリンピックの慣例を遵守するというこのの表れである。オリンピック賠償責任保険の調印は『北京オリンピック組織委員会保険計画綱要』実施の第一歩であり、大切な一歩である」と述べました。
周延礼副委員長はこの中で、「オリンピック賠償責任保険の誕生は、北京オリンピック大会の全面的かつ実質的なリスク保障サービスの始まりを象徴している。保険サービスはオリンピック大会開催の最初から最後までを対象として実施する」と語りました。
契約した保険会社の中国人保財険公司の紹介によると、この保険は2007年1月1日からオリンピック大会終了後まで有効となります。内容は公共責任、製品責任、職業責任、雇い主の責任という4つの分野に及んでおり、パラリンピック期間中の内容をも含んでいます。これは北京オリンピック保険の中で保障範囲がもっとも広く、北京オリンピック保険計画の中心的な内容だということです。(12/28)(翻訳:殷絮)
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