中国農業省国際協力局の責任者はこのほど、「農業の外資利用額はより速く増加しており、その分野と範囲は絶えず拡大されている」と明らかにしました。
この責任者によりますと、2005年末までに、農業で外資の直接投資利用した契約額は330億ドルに達し、そのプロジェクトには農業、林業、水利、牧畜などが含まれています。これらの外国資本は、国内資金の農業への投入不足を補っています。また、外国の先進技術と設備などを導入したことも農産品加工業の発展を促進し、農業の経営水準を向上させています。
一方、この責任者は、「現在、農業の外資利用額は、全国の外資利用総額の中でわずか4%しか占めず、直接投資が行なわれる地域の分布も不均衡で、主に東部地域に集中している。また、規模が小さく、構造があまり合理的でないなどの問題も存在している」とも述べました。
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