ボアオアジアフォーラムの龍永図事務局長は、24日、中国西部の都市貴陽で、「中国の対外開放のもとで行われる買収や合併などは、今後外資を誘致する重要な手段となり、中西部地区に新たな発展チャンスをもたらすことになる」と述べました。
これは、龍事務局長がこの日行われた第1回貴州企業発展フォーラムで述べたもので、「外資導入は今まで主に工場建設に力を入れてきたが、これからは、買収や合併などがメインとなっていく」と指摘しました。さらに、「今後の長い期間にわたって、外資導入は、中西部地区が資金を集め、発展を速めるのに重要な方法となる。産業の分業化が世界的に進むにつれて、中西部はますます多くの投資チャンスに恵まれる」と強調しました。
こうしたことから、龍事務局長は中西部地区に対して、「現在、良好な投資環境を整えることを優先させるべきだ」と求めた上で、「政府のサービスコストの削減、法的環境の整備、効率的な輸出入サービスと物流サービス体制の整備などで大幅な改善を図るべきだ」と提案しました。(翻訳 朱丹陽)
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