中国人民銀行(中央銀行)はこのほど国家統計局と共同で全国の銀行家を対象としたアンケート調査を実施し、20日に調査結果を発表した。それによると、今年第4四半期、経済運営を「過熱気味」とみる銀行家の割合は44.7%で第3四半期より低下し、今年初めての減少となった。「正常」とした人の割合は54%だった。
第4四半期の銀行家信頼感指数は50%のボーダーラインを超えて58.4%に達し、今年第2四半期の水準をほぼ回復したが、年初および過去同期の水準には及ばなかった。2006年の同指数は第1四半期に82.4%のピークに達した後、第2・第3四半期には2四半期連続で大幅に低下し、50%のボーダーを割り込んでいた。第4四半期の回復ぶりはマクロ経済運営に対する銀行家の判断が好転したことを示すが、今後の情勢がどうなるかは引き続き観測する必要がある。
また第4四半期には、銀行業の全体的な経営状況を反映する銀行業景気指数が過去最高の69%に達し、6四半期連続での上昇を達成した。(編集KS)(人民網日本語版より)
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