香港貿易発展局が18日に発表した調査によりますと、1980年代に育った中国国内の新世代の中高所得者層は香港メーカーの国内市場進出のターゲットとなっているとのことです。
今回の調査対象となった新世代の中高所得者層はいずれも学歴が高く、社会地位も高く、所得も高いという特徴を持っています。また、調査によりますと、これらの中高所得層の年間収入はおよそ6万元以上に達し、ほとんどが北京、上海などの大都会に集中していると分かりました。また、その消費の重点は娯楽やフィットネスなどに置かれているそうです。このほか、最新のハイテク製品の購入やキャリアアップ、それに健康製品の購入や関連サービスなども消費の対象となっていると見られています。
香港の経済関係者は「国内の新世代中高所得者層の間で香港メーカーは高い人気を誇っている。また、その自由になるお金も多くの香港人よりも多い。これは香港企業にとっていいビジネスチャンスだ」と述べました。
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