国連のアナン事務総長は18日、第61回国連総会に「文明同盟」設立活動グループによる報告書を手渡しました。
この報告書は、教育、メディア、移民、雇用などを通じて、文明間の交流と理解を進めることを提案すると同時に、「国際社会が共に一連の未解決な政治的課題を解決することに力を尽くさなければならない」と強調しています。
アナン事務総長は国連総会の非公式会議で、「報告書は、『西側諸国とイスラム世界の隔たりをもたらす要素は、信仰ではなく、衝突とテロリズム、及びこれまでの数年間に発生した様々な矛盾が引き起こしたものである』指摘している。報告書は、異なる文化と信仰を持つ人民の間の相互信頼を回復するために具体的な提案を出しており、隔たりを解消するための道を明示している」と述べました。
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