唐家せん国務委員が18日、釣魚台国賓館で日本自民党の元幹事長、衆議院議員の加藤紘一氏と会見した際、中国の指導者は来年、日本を訪問することに原則的に同意したと語りました。
唐家せん国務委員は、「現在、中日関係が良好に改善されている場面を迎えており、双方はこれをきっかけに、各分野における友好交流と互恵協力を推し進め、両国関係の長期的な発展を計画し、中日関係が健全で、安定的に発展していくことを確保すべきだ。歴史問題や台湾などの敏感な問題を妥当に処理し、両国の関係改善と発展を妨げないようにし、中日双方は共同利益を拡大し、戦略的な互恵関係を構築し、アジアの平和、発展と協調に引き続き貢献していくべきだ」と述べました。
これに対し、加藤紘一氏は「安倍晋三首相が訪中後、両国関係が改善の方向に向かっている。これは両国にとって有利なことで、日本各界とアジア各国はいずれもこれに歓迎の意を表している。21世紀はアジアの世紀だ。日中両国はより良い関係を築いて、アジアの良い未来に共に向かうしかない」と述べました。
なお、加藤紘一氏は中国人民外交学会の招きに応じて訪中したものです。
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