話題の映画「傷城」のプレミア・ショーが、17日、北京で行われ、主演の梁朝偉(トニー・レオン)、金城武、舒淇(スー・チー)、徐静蕾(シュー・ジンレイ)の4大スター全員が揃って挨拶した。インタビューで、「映画の中では金城武があなたの人気を奪ったのでは?」と言われた梁朝偉は、笑いながら、「俳優同士の間は、勝負の関係ではなく、互いに助け合う関係。誰もが1本の映画のために全力を出している。勝負なんかにこだわったら、誰も勝つことができない」と答えた。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
一日中アルコールに浸り、それにより傷心の過去を忘れようとしている男を演じた金城武は、「監督からは、映画の人物になりきるためいつも酔っている状態にいるようにと、毎回撮影が始まる前にウィスキーを飲むよう言われた。いつも半分酔っている状態でありながら、またうまく演じることもしっかりと意識していなければならず、実際は非常に難かった」と明かす。また、実生活ではどのようにして傷ついた心を癒すのかと聞かれて、「耐えるようにするかもしれないし、親友と酒を飲むかもしれない、でも、決して酔いつぶれるようなことはない」と答えた。
「傷城」は、12月22日に正式に公開となる。(編集YS)
「人民網日本語版」
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