「第1回障害者の職能・人材育成成果展」が2日、北京市の中華世紀壇で開幕した。開催期間は3日間。
会場では両腕のない王建海さん(28歳)による、足を使って腕時計を修理するという高度な技が注目を集めた。足で腕時計をつかみ、ドライバーをくわえて文字盤のねじを外す…健常者にとっても難易度の高い時計の修理が、王さんの特技となった。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
王さんは5歳のときに感電事故によって両腕を失い、17歳から時計の修理を習い始めたという。半年間修行を積んだ後、王さんの時計修理屋としての人生が始まった。苦労を重ねた結果、両足を使って時計を修理する技術を体得。現在は朝陽区の団結湖で時計修理の店を構えている。(編集SN)
「人民網日本語版」より
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