王庚年局長	劉雲山中央宣伝部長

　今日12月3日は、中国の海外向け放送事業と北京放送・中国国際放送局の開局65周年の記念日ですが、これにちなんで北京では盛大な記念集会が開かれました。中国共産党の李長春中央政治局常務委員は、北京放送局の職員に祝賀の書メッセージを送りました。

　祝賀集会では、中国共産党の劉雲山中央宣伝部長が挨拶し、「中国国際放送局は、世界が中国を知る上での重要な窓口である。これからも、中国の発展の実情を基に、外国のリスナーに中国の状況をよりよく知ってもらい、また、外国のリスナーに見合った放送を続けることに努め、それぞれ番組へのリスナーからの関心度を高めていくべきだ」と述べました。

　また、国際放送局の王庚年局長も挨拶で、今の国際放送のシステムを紹介、「近代化した国際放送システムとは、理念の近代化であり、コンテンツの近代化と手段の近代化である。中国国際放送局は国際的な影響力を強め、世界のメディア競争において、しかるべき地位を獲得しなくてはならない。このために無線放送、オンライン放送、マルチメディア放送を一体化ししていく」と強調しました。

　このほか、フランスのシラク大統領、欧州委員会のバローゾ議長、ASEAN・東南アジア連合の議長国であるフィリピンのアロヨ大統領なども祝賀の手紙などを寄せています。また、中国政府の関連部門、主なメディアの責任者のほか、アメリカ、カナダ、ロシア、ケニア、ドイツ、インド、アフガニスタンなど15カ国からのリスナーの代表を含めた数100名近くがこの記念集会に参加しました。