第15回アジア競技大会は12月1日から15日まで、カタールの首都ドーハで行なわれます。現地時間11月29日午前、中国選手団はドーハ選手村で短い国旗掲揚式を行ないました。
中国選手団の国旗掲揚式が現地時間29日午前11時50分に行なわれました。一部のチームは当日の早朝4時ごろにドーハに着いたばかりでしたが、この掲揚式には、柔道や男子バスケットボール、水泳などのチームの選手と一部役員を含む300人あまりが参加しました。高らかに響き渡る国歌とともに五星紅旗はゆっくりと上りました。
掲揚式で、選手村のモハマド村長はドーハアジア競技大会組織委員会を代表して挨拶し、中国選手団に歓迎の意を表し「我々は、中国選手団のドーハ大会への参加を誇りを感じている。今大会をアジアの歴史上に、最も素晴らしいスポーツ大会にするために努力していく。今大会が皆さんに忘れがたい記憶を残すことを望んでいる」と述べました。
選手村はドーハ市の中心部にあり、各競技場まで、およそ8キロと近く、また、敷地面積は30万平方メートルで、1万人以上の選手を受けいれることが出来ます。今回、選手村に滞在する選手、役員は約15000人に達 し、これまでの最高となるということです。中国選手団の人数は900人余りで、ホスト国は選手村のベット数が足りないということで、中国選手団のためにベット数を増やしました。これに対し、中国選手団の劉鵬団長はホスト国の努力に感謝し、「中国選手団はベット数が100個ほど足りなかったが、ホスト国は我々のために配慮してくれた。心から感謝する」と述べました。
今大会では、39競技424種目が設けられ、45の国と地域が参加しています。そのうち、中国は空手とカバディ以外の37競技362種目に出場します。今回のドーハアジア大会は2008年北京オリンピック開催前に行なわれる総合的なスポーツ大会です。中国は今大会を非常に重視しており、出場選手中、167人はオリンピック出場経験があり、そのうち、32人は金メダリトです。各方面は今大会における中国選手団の実力を認め、中国がメダルランキングのトップを占める可能性が高いと見ています。
劉鵬団長は、選手が試合の場で、中国人の向上心を存分に発揮し、善隣友好、平等という精神を発揚して、2008年北京オリンピックや2010年広州アジア大会に向けた友好の使者として、中国よいイメージを作りあげてくれるよう要望するとしました。
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