中国が発展途上国で、人々の収入がまだ少ないことから、北京オリンピック組織委員会は市民の負担能力を考慮した上で入場券の価格を設定しました。例年のオリンピックと比べて今回の北京オリンピックの入場券は大幅に値下がりしました。たとえば、開幕式の入場券は最低が200元で、最高は5000元ですが、閉幕式は最低150元で、最高3000元です。開幕式と閉幕式を除いたほかの入場券の、最低価格は30元で、最高価格は1000元です。

　北京オリンピック組織委員会は、青少年の観戦意欲を高めるため、格安のスペシャル入場券を用意しており、各競技の予戦のスペシャル入場券は５元で、決勝戦のスペシャル入場券は10元です。

　北京オリンピックの入場券は合わせて700万枚余りで、来年の上半期から前売りが始まります。