著名な画家周晩峰氏の個人作品展覧会が25日、北京の今日美術館で開かれました。周晩峰氏は、1993年、中国中央美術学院の中国画学部を卒業した後、延安大学助教授を経て、現在、中国中央美術学院で教鞭を取っています。
「記憶・かすり傷」と名づけられた展覧会では、周氏が最近の4年間に書いた水墨画百点あまりが展示されています。これらの作品は、独特な作風で、中国西北部の壮大な高原を描いています。周氏の作風は、中国山水画の伝統を保った上で、近代洋画の要素を取り入れているということです。
周氏の代表作である長さ30mの作品「豊碑」は、第11回アジア大会組織委員会に収蔵されます。また、一部の作品は、アメリカ、日本、韓国、シンガポールの美術館に収蔵されています。(取材・写真撮影:任春生)
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