中国警察当局は今年から、公衆に関連する経済犯罪を厳しく取り締まっています。1月から10月までの10ヶ月間、合わせてこの種の事件について1000件余りの取締りを行ない、5億元余りの被害を防ぎました。

　公安省経済犯罪偵査局の高峰副局長によりますと、公衆に関連する経済犯罪には主に、市民の預金を不法集めること、詐欺的集金、マルチ商法などが含まれています。ここ数年、公衆の投資需要を不法に利用し、様々な名目をでっち上げて、資金を騙し取るという事件ががたびたび起りました。

　高峰副局長は、「この種の経済犯罪が多く発生することに対して、警察当局は多くの効果的な措置を講じた。これらの犯罪に対して追跡し、監視し、適切な時期に刑事事件として処理してきた」と述べました。