北京市食品安全弁公室は20日、抜き取り検査で禁止薬物が検出されたとして、全市でイシビラメの販売を停止する通達を出した。全市の水産物卸売市場で販売されているイシビラメを対象に全面的な抜き取り検査を実施したところ、残留動物薬、マラカイトグリーンなどの禁止薬物が検出されたという。マラカイトグリーンには高毒性、高残留性、発ガン性、催奇性、突然変異誘発性などの問題があるため、2002年に食品への使用が禁止されている。
北京のイシビラメは、渤海湾地区のほか、東海や南海の沿海都市から運ばれている。販売量の低下や商品供給の不足を受け、すでに一部の市場は自ら、業者にイシビラメの販売停止を求めている。(編集NA)
「人民網日本語版」より
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