胡錦涛国家主席がインドに対する公式訪問期間中、中国とインドは21日ニューデリーで共同コミュニケを発表しました。
コミュニケは、「世界で二つ最も大きな発展途上国として、中国とインドの関係はグローバルの戦略的な意義を持っている。互恵協力のパートナーとして、両国はより大規模な共同発展を促す余地を持ち、地域問題や国際問題でそれぞれの役割を果たし、お互いの配慮と願いに注目している」としています。
コミュニケはまた、「両国の戦略的協力パートナーシップをさらに充実させ、強めるために、両国の指導者は政治、経済、文化、科学技術、防衛など10項目の戦略の確立に取り組んでいる」としています。
インド側はまた、チベット自治区は中華人民共和国の領土の一部であることを改めて承認し、チベット人がインドで反中国の政治活動を行うことを許さない姿勢を示しました。これに対し、中国側は賞賛の意を示しました。
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