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中国鉄道 第6次高速化へ
   2006-11-18 15:08:47    cri

 中国鉄道省は、17日北京で、「来年4月から列車の走行スピードを一段と上げ、最高時速を200キロ以上にアップさせる」と発表しました。こうすれば、中国鉄道の乗客と貨物の運送能力が平均して10%以上増え、鉄道運送が直面している困難さが改善されるとされています。

 17日に北京で開かれた記者会見で、中国鉄道省の胡亜東次官は、高速化のタイムテーブルと範囲について紹介しました。胡亜東次官は「鉄道省は、2007年4月18日から、鉄道の第6次高速化を全国的に実施することを決めました。第6次高速化は、これまでの5回より範囲が更に拡大され、時速120キロ及びそれ以上の路線区間は、2万2キロメートル増える見込みです。その内、時速200キロ及びそれ以上の路線は、6000キロメートルになります。今回のスピードアップにより、中国鉄道の運送能力がもう世界トップレベルに達すると言っても過言ではありません。」 と述べました。

 統計によりますと、去年の年末までに、中国鉄道の総延長が7万5千キロメートルがありました。1997年以来、中国は5回にわたって速度アップを行い、今の最高時速は160キロメートルにしています。

 来年4月から実施される鉄道の高速化は、主に北京、上海、広州、鄭州、西安など中心都市の間の路線で行われます。これによって上げられれば、これらの都市間の走行時間は大幅に減らすことができます。例えば、北京と上海の間は、前より2時間短くなり、10時間しかかからないようになります。

 今回の高速化に合わせて、関連部門は、時速200キロメートルの機関車を開発しました。来年の年末までに、この世界レベルに達した機関車が合わせて480両が投入されます。

 このほか、安全性を確保するため、鉄道省は、軌道、信号などの関連設備をより完備化させます。中国鉄道省の胡亜東次官は、このように紹介しました。 胡亜東次官は「今回の高速化に260億元を投入します。一部分は技術的な開発に投入し、もう一部分は、安全性の強化に使います。例えば、世界で最も完備したセーフコントロールシステムを投入します」 と語りました。

 高速化を実施すれば、中国の鉄道は乗客の輸送力が18%増え、貨物は12%増加する見込みです。これで、鉄道の厳しい現状が改善されるとされています。

 現在、各方面のテストが順調に進んでいます。軌道が基本的に安定し、機関車が順調に運行でき、信号と給電システムも安全です。高速化の要求に応えることができます。

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