中国とベトナムは17日、ベトナムの首都ハノイで「中国ベトナム共同声明」を発表しました。この声明は、「胡錦濤国家主席のベトナムに対する訪問が円満に成功し、両国の善隣友好と全面的協力関係は絶えず発展している」と述べました。

　この声明はまた、「ベトナムは、中国が改革開放と中国の特色のある社会主義建設の中で収めた偉大な成果を高く評価した。双方は、両党、両国関係の絶え間ない発展に満足の意を表すと共に、『長期安定、目を未来に向け、善隣友好、全面的協力』という両国関係の発展に共に努力するつもりである。中国、ベトナム両国は、多くの重要な問題で共同の戦略的利益を持っている。『優位性の補完、互恵共栄』という精神に従って、経済貿易協力の規模を一層拡大し、協力の質とレベルを向上させる。双方は、国境の画定を一層早め、遅くまで2008年に、作業を完了させると共に、新しい国境管理制度に関する文書に調印することに同意した」と述べました。