中国の国営通信社・新華社通信は18日、容認を受けて、「調和の取れた社会主義社会構築の若干の重大問題に関する中国共産党中央の決定」を発表し、この文書は、調和の取れた社会の構築にとって指導的なものとなります。
調和の取れた社会主義社会の構築は、中国共産党第16期第6回全体会議のテーマです。今回の会議では11日、この決議が採択されました。
「決定」は1万6000文字で、調和の取れた社会主義社会の構築の重要性と緊迫性、その指導的思想、目標、原則など八つの部分からなります。
この「決定」は、「調和の取れた社会が中国の特色を持つ社会主義の本質的な性質で、国が豊かで、民族が振興し、人民が幸せになる重要な要因である」とし、「調和の取れた社会主義社会の構築を中国共産党の重大な戦略的任務と全国の各民族の願いだ」と述べています。
さらに、この「決定」は2020年までの目標として、民主と法整備が進み、人民の権益が確実に尊重、保障されること、都市部と農村部、地域間の格差の拡大が止まり、人民が豊かな暮らしを送ること、資源が効果的に利用され、生態環境がよくなることなどを挙げています。
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