中国では、今年上半期の小企業への融資残高が去年同期より1400億元余り増えて2兆6400億元（日本にして39兆4000万円）に達し、小企業の発展を妨げていたこれまでの融資難の問題がいくらか緩和されています。

　中国銀行業監督管理委員会の責任者はこのほど、「初歩的な統計によると、北京地区の小企業への貸付要求額に対する実際提供率は、去年までに75％に達し、またその他地区での小企業への融資額もかなり増えた」とています。

　去年の2月、国務院が民間企業に対する融資額を増やすことについての文書を公布したことにより、全国の銀行からの小企業への融資額が増えたものです。