中国外務省の秦剛報道官は29日北京で、「新しい国連事務総長は、アジアから選出されるべきだ」と述べました。

　これは、秦剛報道官が国連事務総長選挙に関する記者の質問に答えた際述べたものです。秦剛報道官は「新しい国連事務総長がアジアから選出されることは、アジア諸国の共同の願いでもあり、国際社会の幅広い支持を得ている。中国は引き続きアジア人の立候補を支持していく」と語りました。

　秦剛報道官は「中国側は、アジアの現在の正式な立候補に対して、いずれも積極的かつ開放的な態度を取っている。アジア立候補の能力を疑うことは、不公平なもので、中国はどうしても受け入れない」と強調しました。