アメリカのポールソン新任財務長官は20日北京で「一部のアメリカ上院議員の中国からの輸入品に対する懲罰的課税という提案に反対する」と表明しました。
これは北京のアメリカ大使館で行なわれた記者会見で述べたもので、ヘンリーポールソン財務長官は、アメリカのシュマー議員とグラハム議員の、中国からの輸入品に対して27.5%の懲罰的な関税の徴収、及び人民元為替レートの引き上げをを要求する提案に反対する姿勢を明確に表明した上で、「こうした貿易保護主義的名の色彩を帯びる提案を放棄するようとこの二人の議員を勧告する」と述べました。
なお、今回の訪問は、ポールソン氏の財務長官就任以来初めての中国訪問です。
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