パキスタンのムシャラフ大統領は19日、一部の国家に対し、ムスリムへの圧制を終らせ、対話を通じてイスラム諸国と西側諸国の交流を実現させるよう呼びかけました。
ムシャラフ大統領はこの日、第61回国連総会の一般討論の中で述べたもので、「もともとあった衝突と新たな軍事的干渉により、イスラム諸国に絶望や不公平感をもたらした。ムスリムに対する外国の占領と圧制が終わらないかぎり、テロリズムと過激主義は世界各地のムスリムの中で引き続き発生し強化されるだろう」と述べました。
ムシャラフ大統領はまた、「イスラム諸国と西側諸国は対話を通じて日増しに大きくなる食い違い、特にムスリムに対する西側諸国の人種差別と宗教差別をなくすべきだ」と強調しました。
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