キューバの首都ハバナで開かれていた非同盟諸国会議の第14回首脳会合が現地時間の17日早朝、『最終文書』と『非同盟運動の新たな情勢の下での宗旨、原則と役割に関する宣言』などの文書を採択して閉幕しました。
これに先立って、会合に参加した代表は、イランの核問題について「イランが原子力を平和的に開発、利用することを支持する」との声明を発表しました。
声明では、「原子力を平和的に研究、開発し、利用することは、すべての国の基本的権利である。これらの権利は剥奪されるべきではない」と述べました。
中国の楊潔篪外務次官は16日、中国政府を代表して談話を発表し、「中国は、非同盟運動が改革を通じてより大きな活力を得て、国際問題で大きな役割を果して行くことを支持していく。中国は、非同盟運動の加盟国が連携を保ち、協調を強化すること、そして、柔軟性を持ちつつ、積極的に重要な国際問題の解決に参与し、共同の利益を守るため努力することを期待している。中国は、非同盟運動との長年の友好関係を絶えず発展させ、南南協力を共に促進し、発展途上国の共同の利益を維持するたゆまぬ努力をする用意がある」と述べました。
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