パレスチナ自治政府のハニヤ首相は16日、ガザで、「まもなく組閣される連立内閣はパレスチナとイスラエルが調印した各協定を承認しない」と述べました。
ハニヤ首相はこの中で、「パレスチナ新政府はパレスチナ人民の最高の利益に則した協定を実行していく。しかし、このことはこれまでイスラエルと調印した各協定をパレスチナ新政府が承認することを意味するわけではない」と強調しました。
パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスが今年3月政権に就いて以来、中東問題に関連する国連、EU・欧州連合、アメリカ、ロシアはハマス政権に対し、暴力を放棄し、イスラエルを承認し、パレスチナとイスラエルが調印した平和協定を受け入れるよう要求してきました。しかし、ハマスは積極的な回答を行っていないということです。
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