中国果物流通協会はこのほど、「2006年全国リンゴ生産販売状況分析・市場調整会議」を開催、今年のリンゴの生産販売状況に対する分析を行なった。全国のリンゴ生産量は今年、前年比25%増の約2500万トンと予想される。産地別では山東の増産率は約20%、陜西は約40%、河南および河北は約10%となり、その他の産地も軒並み増加する見通し。
同協会によると、山東、陝西、河南、河北、山西、遼寧などの主なリンゴ産地のほとんどで開花数が多かった。さらに、開花期の気候と夏季の降雨量に恵まれるなど、リンゴの生長に有利な条件が揃ったという。市場全体では2005?2006年度のリンゴ売上高が好調だったため果物農家の生産積極性が高まっており、リンゴの標準化生産や無公害生産の面積は拡大を続けている。(編集KM)
「人民網日本語版」より
|