国家洪水干害防止本部の統計によりますと、中国では今年の干害による被災面積が、8月末現在で750万ヘクタールに及び、1650万人もの住民が飲用水不足に見舞われています。
ここ一週間以来、中国の長江流域の大部分の地区では高温が続き、一部の省ではひどい干害となり、この影響を受けて長江の中流と下流の水位は歴史上最低となっています。
専門家は、中国の北方地区では強い雨が続き、一部の地区の旱魃は緩和されたものの、重慶や長江中流などでは雨が非常に少なく、日照りなどが続いていると話しています。