2008年の夏季オリンピック開催を控え、北京市は29日から、観光従業員の救急法訓練を行っています。
訓練を受ける観光従業員はおよそ100人にのぼり、訓練期間は1週間で、訓練の内容は止血、包帯の巻き方、骨折の手当、心肺蘇生などです。
今回の訓練を受ける百人の従業員はこれからオリンピック開催までの2年間、北京市の観光宿泊施設の客室・フロントサービスなどの従業員に対して救急法訓練を指導することになっています。
北京市は2008年のオリンピック開催を前に、18万人にのぼる市民に対して救急法訓練を実施する計画を制定し、すでに7万人の市民が初級の救急訓練を受けました。
北京市赤十字会は今後2年間、10万人にのぼるオリンピック・ボランティアに向けた救急訓練を実施する予定です。
|