上海協力機構地域のテロ取締り機関の理事長を勤める、中国公安省の孟宏偉次官は26日、中国新疆ウイグル自治区のイニンで、「上海協力機構各加盟国の治安情勢は、全体的に見れば安定しているが、テロ取締りは依然として緩めてはならない」と指摘しました。
中国とカザフスタンの反テロ合同軍事演習「天山?1号」の第二段階の演習が26日午前、新疆ウイグル自治区のイニンで行なわれましたが、孟宏偉次官はこの演習の現場でこのように述べたものです。
この中で、孟宏偉次官は「上海協力機構の地域内では、テロリズムや分裂主義、過激主義による活動が頻繁で、麻薬密輸など国を跨る犯罪もよく発生している。そのため、この地域の治安と安定を維持し、安全保障の面で協力を強化することは上海協力機構にとって長期的で、重要な任務である」と話しました。
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