温家宝首相が、「中国は平等互恵を踏まえ、シンガポールとの自由貿易区設置についての交渉をいち早く始めたい」と強調しました。
これは25日北京でシンガポールのウオン・カンセン副首相と会談した時述べたもので、温家宝首相は、「中国シンガポール二国間協力合同委員会の第三回会議では、両国の自由貿易区設置についての交渉問題で共通の認識に達したが、これは両国の経済協力の深化に重要な意義をもつ。中国側は、この自由貿易区設置に積極的に臨み、双方の交渉がいち早く開始されることを期待している」と述べました。
これに対しウオン・カンセン副首相は、「この交渉の開始は両国の協力を深めるのにプラスとなる。シンガポール側は、中国側と共に努力し、両国関係を絶えず発展させていきたい」と述べました。
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