中国はベトナムとの間の準備作業を速め、遅くとも2008年までに陸上の国境線を画定すると共に、新しい国境管理制度の文書に調印することになりました。
これは、中国とベトナムが24日発表した共同コミュニケで明らかにされたものです。また、双方はトンキン湾(北部湾)国境協定と漁業協力協定の実施状況や、両国の海軍がトンキン湾で展開した共同パトロールを高く評価すると共に、トンキン湾の国境線にあるガスの採掘調査とその他の分野における協力を加速することにも同意しました。さらに、双方は両国指導者の共通認識を堅持し、引き続き海域における問題の交渉を継続し、共に南海の安定を維持し、積極的に共同開発問題を検討することでも合意しました。
なお、コミュニケは「ベトナム共産党中央のノン・ドク・マイン総書記は、中国共産党中央総書記である胡錦涛国家主席を、ベトナムに招き、共にAPEC・アジア太平洋経済協力会議に出席することになった」としています。
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