臥龍中国ジャイアントパンダ保護研究センターで飼育されている雌のパンダ「喜妹」が12日、双子の赤ちゃんを出産しました。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えました。同センターでは10日にも、別のパンダ「茜茜」が双子の赤ちゃんを出産しています。さらに、成都ジャイアントパンダ繁育基地でも、今月6日と7日にそれぞれ双子の赤ちゃんが誕生しています。
中国では1960年代からパンダの人工繁殖試験が始まりました。人工繁殖で無事に育つパンダは毎年わずか数頭程度でしたが、1990年代以後にはようやく毎年10頭以上が育つようになり、ここ数年は毎年10頭以上を維持しています。今年はすでに6頭の雌が10頭の子パンダを出産しました。うち4組が双子でした。
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