台湾や日本及び韓国の民衆約1000人は、13日、東京で集会を開き、小泉首相の靖国神社参拝に反対すると共に、アジア諸国を侵略した歴史にきちんと目を向けるよう、日本に求めました。
台湾の金素梅代表は、集会で、台湾原住民の合祀を取り消すよう、靖国神社に求めると共に、台湾に対して植民地支配を行った歴史を直視するよう、日本に求めました。
また、韓国国会議員の金希宣議員は小泉首相の靖国神社参拝について、「日本は過去の侵略の歴史を反省しないばかりでなく、A級戦犯を『英霊』として靖国神社に祀っている。これは、日本軍国主義に踏みにじられたアジア諸国の人々への冒とくだ」と、強く批判しました。
東京大学の高橋哲也教授は、「小泉首相は靖国神社を5回も参拝した。これは『政教分離』という日本の憲法に違反している」との見解を述べた上で、小泉首相がまたもや靖国神社を参拝すると話しているが、この挑発的な言い方には憤りを感じる、と語りました。
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