全人代常務委員会の呉邦国委員長が、中国側はアメリカ側と共に、中米関係の絶え間ない発展のため努力していきたいとの姿勢を示しました。
これは北京を訪問したアメリカ上院代表団と会談した際述べたもので、呉邦国委員長は、「中米関係を発展させる上での鍵は、戦略的で長期的な見地から両国関係を処理し続けることであり、互いの関心事に配慮し、互いの食い違いを、慎重、かつ適切に処理することである。また台湾問題は、中米関係の安定した発展に影響する非常に重要な要素であり、アメリカ側が実際行動で一つの中国の政策を堅持し、中米間の三つの共同コミュニケを守り、"台湾独立"活動に反対し、中米関係と台湾海峡情勢の安定に有利なことを多くやるよう希望する」と述べました。
これに対して代表団長のアメリカ上院臨時議長のスティーブンス氏は、「アメリカ上院は米中両国議会の定期的交流メカニズムの健全化に努めていく。このメカニズムの枠組み内での経常的な対話と交流が続けられ、中米関係の発展が促させるよう期待している」と述べました。
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