台風6号「プラピルーン」の上陸によって、5日夕方までに中国南部の広東省、広西チワン族自治区では、合わせて57人が死亡し、行方不明となった人が多数出たほか、800万人余りが被害を受け、直接の経済損失は34億元に達したということです。
台風6号はその後勢力が弱まり熱帯嵐となりましたが、これまでの3日間に広東省と広西チワン族自治区に深刻な影響を及ぼしました。中でも、台風が先に上陸した広東省では経済損失が最も深刻です。また、広西チワン族自治区でも被害は引き続き拡大していますが、地元の各級政府は有効な対策を講じて被災者の避難作業を進めています。
気象情報によりますと、今後2?3日は、西南部で豪雨の恐れがあるということです。
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