中国の回良玉副首相は、このほど、「人を基本とする」という考え方に基づき、しかも、科学的に水害救助活動を行うよう各地の政府に要求しました。
台風5号「ケーミー」のため、安徽省、福建省、江西省、湖南省、広東省の五つの省では、28日までに、約800万人の人が影響を受け、28人が死亡し、38人が行方不明となった他、100万人以上が安全な場所に避難しました。
回良玉副首相は、主宰した国家災害防止委員会の全体会議で、「今、中国は、依然として洪水が発生する時期であり、暴風雨がいつでも起きる可能性があるので、洪水防止と対策の任務は並み大抵ではない。各地区の政府部門は、民衆の生命安全の確保を第一に置いて対策に取り組んでほしい」と述べました。
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